施術内容
当院での治療は鍼(はり)、灸(きゅう)を中心に行います。
ここでは当院の施術内容の一部についてご紹介いたします。
鍼治療
毫鍼(ごうしん)
刺入する鍼です。0.1~0.2mmほどの極めて細い針を用います。
病院で行われる検査用採血の注射針で0.8mmほどですので、刺入時の痛みは僅かです。
当院では全て使い捨ての鍼を使用し、衛生面の管理は徹底しております。
鍉鍼(ていしん)
刺入しない鍼です。材質や形状など異なるものが幾つかあり、用途や目的に応じて使い分けます。
先端が丸く皮膚に軽く触れる程度で施術しますので痛みはありません。
皮内鍼
皮膚表面1~2mmのごく浅い層に刺入する鍼になります。
専用のシールで固定し、長く留めておく事の可能な鍼で、持続的な効果が期待できます。
灸治療
直接灸
ヨモギ葉裏側の毛のみ集めたモグサを、米粒大ほどツボの上に置き、線香で燃やします。
燃やし加減は指先で調整可能し、患者様の体質や病状にあった無理のない施灸を心掛けております。
箱灸
木製の箱に金網を張り、中にもぐさを入れて燃焼させます。主にツボが集中している腰・腹・背中への温灸として行い、広い面積を身体の芯まで温められるのが特徴です。
慢性腰痛などに用います
棒灸
紙の筒にモグサを詰めた、直径2~3cmの葉巻のような形状をしています。中国では古くから行われている間接灸の一つです。
皮膚には直接触れず、近づけたり遠ざけたりして温熱の強弱や刺激時間が自在に調整できます。
直接灸が苦手な方、帯状疱疹や神経痛など、直接患部に触れることができない場合にもよく用います。